往復書簡 まるこよし

まるこ⇄よっしー

スタバ × mac=意識高い というステレオタイプへのちょっとした申し訳なさ

まるちゃんへ

雨の予報なのにiPhoneを修理するために外出の予定があって、若干おっくうだったんだけど、いざ過ごしてみると全然雨は降ってなくて、むしろ直射日光がなくて今日はとっても過ごしやすい。iPhoneはまったく無事ではなくて、25000円もかけて割れた画面を修理しようと思ったら、オープンしたことによって基盤がズレたのか、接触不良になて逆にダメになったよ。画面の割れといってもヒビ程度だったから、そのまま使えばよかったのだろうか…と激しく後悔しているのですが、画面が割れたままの女ってなんか薄幸な感じしない? 免責により補償無し(だけど3回は修理頑張ってもらった)なので、もうあきらめるしかないのだろうか…。

 

まるちゃんの大学入学時の写真、いまとそう大きく変わらなくてびっくり。ギンガムチェックのワンピースとロングヘアの時代が、現在とこの写真の間に挟まっているなんてね。昔の文章を引っ張り出して読むなんて、すごいじゃないか…!さらにげらげら笑うって、自分に置き換えると全然やっている姿が想像できない。「変型ナルシスト」とはさすがの命名(笑)  王道ではないっていうのがみそだね!

 

子どもを産むのが怖い、っていう話は、前からずっとしているね。わたしももちろんそうなんだけど、さすがに35歳になると物理的に迫りくる感じがしています。精神と経済が追い付いたら産もうと思っていたんだけど、それよりも先に時間が過ぎていた。何かを失ったのだろうか? 

 

こんな話を、高田馬場のスタバで書いているのですが、だんだん大学生らしき人が増えてきたので退散しようと思う。午後からだいたい1時間半ぐらい居座って作業をしているんだけど仕事している人が多いな。 それも、若くてイケイケな感じの人じゃなくて、普通に大人の人も多い。年季の入った黒革のアナログ手帳とPC(teraPad)。B5サイズの通勤鞄とジャケパンでPC(let's note)。スタバにはmacと相場が決まっていたステレオタイプがあったことを自覚して、少しだけ反省した。外に出なければ実情は分からないんだね。

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それよりも、隣の席に座ったいい大人が、スタバで会議をし始めた。大豆ミートの仕事を何かしら発注するらしい。分からない…環境に配慮しているのかしていないのか。このスタバの平穏は彼にとって「環境」ではないのか。そして、このスタバ全体がきつい香水でおおわれている。入った時からちょっと思ったが、いったい発生源はどこなんだろう。コーヒーの香りでもかき消すことができてない。香水屋さんには鼻リセット用のコーヒー豆が置いてあるから、きっとコーヒーは香水を打ち消す力があるはずなんだ。なのになぜだ。……こうして書いてみると、わたしは不満が結構あるらしい。でも500円も出してほうじ茶ラテを買ったから、その分はこの空間で仕事をしていきたい。だって、iPhoneはもうあきらめようとしてるんだから…

 

と、なんともせこくてステレオタイプな自分を知ることができた昼下がりだったよ!(笑)